しゅばのご機嫌

ご機嫌良かったり、悪かったり

「ただのゲームじゃん」・・・・

 

 

 

 

昨日は孫1号の習い事の見守り。

英語でマイクラでプログラミングをしていく。

ん~~いかにも今風な習い事ですねぇ。

自宅でPCとタブレットを駆使して先生の指示、そして入室している友人たちと

協力してマイクラの世界観を作り上げていくという。

説明だけではよく分からない習い事ですよね。

私も最初 なんのこっちゃ?と思いましたが

これがなかなか面白い。

先生は日本語は関西弁、英語はネイティブ発音。

I am going to~ は

最初っから アム ゴナ って発音だし。

横に居て 私の方がものすごい勉強になってる!!!

 

一人一人 毎回 先生から最初に入室に必要なID番号が送られてきて

それを打ち込んで 入室するのだけど

ある生徒S君が入ってくるなり みんなの部屋のアイテムを盗んだり

最後は放火したりで

もう大騒ぎ。孫1号の部屋で最初に暴挙に出たようで

孫1号が騒ぎだし、次々と入室した子の部屋(マイクラでそれぞれが毎回 アイテムをゲットして自分たちの部屋を作り上げて行くシステム)

そのみんなでやりとりして集めたアイテムを片っ端から取って行くので、大騒ぎ。

ちなみに、そのアイテムを英語単語として習い、

欲しい、あげる、もらう、どんなものを作っている、何がしたい、

今 何をしてる、等々をそれぞれ英語で話しながら進めていくってもの。

ネイチャー英語を話す先生の ちょっとした対応の言葉も、とても勉強になるのよね。

どうもS君は 前にもこのような問題行動をちょいちょい重ねているようで、

先生はものすご~く怒ってしまい、

その子をマイクラの部屋から一人 追い出してしまったのです。

最初は???と思ったのだけれど

あのまま 続けていたら カオスだし。

っまぁ そうするしかないのかなぁ・・・と

 

しばらくすると Sくんは 先生にID番号の催促を何回もしてくる。

先生はなんで入室を許可しないか分かる?とSくんに聞くのだけど

本人は、なんで怒られているのか分からない様子。

先生は「みんなに謝らないからだよ。」と諭す。

Sくんには、どうも悪いことしている自覚が無い。から謝る気持ちも無い。

入室を許可してもらいたいから しぶしぶ 謝った感 満載。

で Sくん入室を果たしで 何事もなかったように進んでいく。

Sくんは 黙って それぞれに 自分のアイテムをみんなにプレゼントする。

孫1号もみんなも 「Thank You!」と喜びあう。

先生

「そういう問題じゃないんだけど・・・」と日本語でボソリ。

すると 女子が

「ただのゲームじゃん!」日本語で一言いうと、

みんなが

「だよね~ ゲームじゃん!」って・・・・

子供たちはアイテムを勝手に取っていかれたり

火で焼かれたりしたことに対して 怒りを感じているわけではなく

これもゲーム と割り切っているようで・・・

 

ん~~~~~

傍で聞いていた私は とても複雑な気持ちになりましたねぇ・・・

 

1時間という限られた中で 先生もカリキュラムを進めなければならない。

イクラと英語と

ゲームのルール?

リテラシー的なものを 教えていくというのは

とても難しいですね。

まして ネットのみですから 子どもたちの細やかな表情を見逃すこともあるかもしれないし。

いや それよりも Sくんの傍に 保護者は居ないのかしら。

 

孫1号のお父さんは もう 辞めさせたいらしいのだけど、

本人は習い事の中で一番 楽しいみたいで。

しばらく 続くのかと。

私てきには とっても今風な習い事で

とっても今風な問題を垣間見れて

とっても興味深い♪

 

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写真は

桜にメジロなら 絵になるのですが

この鳥はなんていうのかしら???

メジロより大きめの鳥ですね。

たくさんおりました。