しゅばのご機嫌

ご機嫌良かったり、悪かったり

ドイツを見てきて欲しい

 

GDPをドイツに越されたのが

ある意味 ちょっと不思議で

デュッセルドルフやフランクフルトといったドイツの主要都市に滞在する予定の

彼女たちに 経済のことを見てきて欲しいと話しました。

まぁ 若い女子二人に頼む内容ではないのですが

でも 街の表情って肌感覚で分かるのですよ。

日本で見聞きするのとは違うことを感じることができるはずです。

それを感じることができるだけでも海外に出る大きな意味があると思ってます。

 

ドイツが日本と比べると、休みも多いし、

残業はしないし、労働条件がとても厳しく法律で定められているので

ガツガツ 仕事をしてる感じはいっさいしません。

ツアコン時代 一度 朝の出発を1時間早めたいと相談したところ

定められた規定でしか働けない と断られたことがありました。

たぶん ドイツの方が同じ労働時間内での働き方の効率が良いのだと思います。

決められた時間内で仕事を完結できるように、合理的に働いているのかと。

コロナ禍の時、日本の百貨店が時短や日曜休業とかしましたが

ドイツでは普段がそんな感じです。

百貨店なのに日曜日 休むの??? みたいな。

ちなみに、オーストリアでも同じです。

文房具やオモチャや洋服なども

その品数は日本の方がはるかに多い。過剰と思うほど多い。

そもそも 恵方巻を大量に作って 売れ残り廃棄なんてことは

ドイツ人には絶対に無いと思います。

彼らは合理的でないことには興味を持たないから。

無駄が生まれることは一切 手を出さないと思います。

オシャレもそうですね。

洋服とかバックとかメイクとか

そういうことにはあまりお金をかけない人が多い感じがする。

そんな 私の印象は、もうだいぶ以前のドイツの印象。

今 現在のドイツがどんな感じなのか。

なぜ ドイツよりも働いているはずの日本がドイツに越されたのか

そのあたりのヒントを、何か感じることができたら

海外に出て日本を見ることって とても面白いことなのかと。

 

日本の労働人口が減り続けているのだから仕方ないよね。

って それも思う。

でも 私は 外国人労働者、移民を受け入れることには、慎重派。

以前 ドイツが行ってきた外国人労働者、移民の受け入れ政策で

差別や分断が生まれているのを目の当たりにして

悲しい気持ちを感じていました。

どうしたら 何が そんな差別を生むのだろう・・・と

今でも不思議に思います。

今の日本の人手不足を、軽々に「外国人を受けれて補おう」 というのは

将来 違う問題が生まれることを、しっかりと考えていかなければならないし

私達も 真剣に考えなければならないと思います。

 

常に GDPで世界の上位にいなければならない とは思っていません。

次はインドに越されるだろうと思っています。

それが悪いとはまったく思っていません。

むしろ アメリカは常に1位で それを保つために

いったい どんなことをしているのだろう ということの方が興味があるし。

(戦争したり?とか)

少なからず アメリカ経済の下支えを日本が担っているのだろうなぁ ということも感じていたり。

日本に利用価値を感じられなくなったら けっこうあっさり見捨てられるのかもなぁ とか。

地政学的には日本をライバル国に引き渡すことはしないだろうけれど

日本人の平和など、真剣に考えてはいなだろうから

私たちは 自分たちで自国の平和と経済と幸福を考えていかなければならないと思っています。

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今日は 完全オフなので

朝から熱く語ってしまいましたよ。

ま「それはあなたの感想でしょ」ということで。

今日の写真は

ムスカリシリーズです。

かなりハイキーにレタッチしてみました。

ちょっと やりすぎ!?

練習の一環で~す。