しゅばのご機嫌

ご機嫌良かったり、悪かったり

人生を考える

 

結論から言えば

今のところまでの私の人生は

しんどかったなぁ・・・ってところかな。

 

良かったことは

若い時にウィーンに住み

周辺の国へ旅ができて

30代からの10年はツアコンとして

月1,2は海外へ行って外から日本を見ることができたこと

犬4匹と草津との2拠点生活をしていたこと

 

介護はしんどかった。

でも

過ぎてしまえばあの時のしんどさは消えていって

もっとこうすれば良かったとか

あの時にこういうサービスがあったらもっと楽だったのに

とか

こまごまとしたことを後悔する。

性格にもよるのでしょうけど

在宅介護は どんなにやってもキリはないと思う。

頑張りすぎると介護してる家族が潰れてしまう。

どんな介護をするのかは

被介護者の気持ちが一番にされるけれど

介護している側の気持ちも大切にしなければならないのかと。

 

でも

誰かが介護の時間の為に

自由な時間を犠牲にするのが現実なのかと。

それを犠牲とは感じずに

むしろ喜びととらえることができたら最高なのかもしれないけれど。

 

ただ ひとつ言えることは

人はみな 老いる。

病にも襲われる。

これは誰もが平等に味わう苦なのだと。

優先席に悠然と座って目の前の老人に席を譲ろうとしない若者も

いずれ必ず 歩くのさえも

いや トイレに行くのさえも一人ではできなくなる。

自分は介護など受けない! と頑張ったところで

突然死でない限り

長い短いはあっても

最後は介護が必要なのが常識なのだということを

身につまされて感じたこの10年だった。

 

たった1週間の入院でも 感じの悪い看護師さんもいるし

足の手術の時は靴下さえ履かせてもらわないとなのだけど

それを面倒くさそうにする看護師さんもいた。

「退院したらご主人にやってもらってくださいね」って

ここで それを言う?

余計なお世話だ!

と心の中で叫んだのを忘れない。

これが 介護施設で毎日、

下の世話まで受けるのかと思うと

発狂しそうになるけれど

でも・・・・それが・・・・老いなのかと。

 

今は自分が介護されることを考えるようになって

自分の足で歩けるうちに

やりたいことを先延ばしせずに

やっておこう と

やりたいこと全てをやることは無理だから

せめて 一日一日

今日は幸せだった と 感じる日を重ねていこうと。

 

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クリスマスがどんどん 近づいてくる。

私はアドベント期間が好きなので

それがどんどん 過ぎてしまうのが寂しい。

 

昨夜は 数年前のクリスマスリースを解体して

作り直してみました。

好みはまったく変わってなくて

結局 同じようなものが出来上がりました💦